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プライベート・セミナーを受講しました(前編)
(角谷 暁子さん)

今回の活動レポーターはこの方!

慶應義塾大学文学部3年
角谷 暁子さん
角谷 暁子さん

一対一でかぶオプについて教えていただきました。

かぶオプ アンバサダーに就任し、株式だけではなく、かぶオプについても少しずつ学んできた角谷暁子さん。今回は、かぶオプを取り扱う証券会社のプライベート・セミナーに申し込み、セミナー講師の樋爪氏から、かぶオプについてもっと具体的に学ぶことにしました。

(樋爪氏)株式も有価証券オプションについても、これまで勉強されてこられたのですか?
(角谷さん)かぶオプ アンバサダーになってから少しずつ勉強してきました。

(樋爪氏)それでは、今日は少し具体的な話をしたいと思います。
(角谷さん)よろしくお願いします。

オプションの買い方と売り方


(樋爪氏)まず、JPX電鉄 の7,000円のコールオプションを例にしてご説明します。

 このコールオプションを買ったとします。権利行使日、つまり取引最終日が来た時にJPX電鉄の株式は7,000円を超えていたら、権利を行使して7,000円で買えますので得しますよね。市場価格より安く買えるわけですから。7,000円を下回っていたら、現物の市場でもっと安く買えると判断し、行使しないですよね。この権利は放棄しますね。

 かぶオプ市場には売り方もいます。角谷さんが、このコールオプションの売り方になったとき 、どうなるでしょうか?

 権利行使日に7,000円を超えて、買い方が権利を行使したとしましょう。元々、角谷さんがJPX電鉄株を持っていたら、そのまま売ればいいですよね。

 持っていなかったらどうなるでしょうか?市場で買わないといけませんよね。市場価格が8,000円になっていたら8,000円で購入して7,000円で売るので損をしますよね。ただし、損をしただけではなく、このオプションを買うために買い方が支払ったお金は角谷さんに残りますね。

(樋爪氏)今度はプットオプションを私が買います。角谷さんは売り方です。

 例えばJPX電鉄株が6,000円に値下がったとします。7,000円で売る権利を私が行使したら、角谷さんは市場価格が6,000円のJPX電鉄株を7,000円で買わなければならないので損をしますね。

(角谷さん)権利行使価格が高い銘柄ほどプットオプションのオプション価格が高いのは、買いたい人が多くなるからですか?

(樋爪氏)市場価格が7,000円のとき8,000円で売ることができるプットオプションは誰でも欲しいじゃないですか。1,000円未満なら欲しいですよね?その実質価値、つまり8,000円のJPX電鉄株を7,000円で買うことができる1,000円という価値を反映して高いオプション価格となっているのです。

(角谷さん)それでは、権利行使価格6,500円のプットオプションを買う人は値下がりにかけているということですか?

(樋爪氏)そうですね。価格が付いているというのは、例示でお見せしているケースでは権利行使日までまだ1か月以上残っているのですが、それまでに市場価格が下がると考えている人がいるということですね。

 市場価格を上回っているプットオプションに投資する選択肢もありますが、権利行使価格が上がれば上がるほど支払うオプション価格、つまりプレミアムは高くなるので、手元の資金や投資効率を考えてどのような戦略を取るか考える必要があります。

(角谷さん)色々と比較して戦略を選ぶのですね。

カバード・コールとは?


(樋爪氏)カバード・コールとは、株式などの有価証券を既に保有している場合で、目先の価格があまり変動しないと予想されるとき に、運用利回りを上げるために取られる戦略です。例えば角谷さんがJPX電鉄株式 を大分前に買っていて、配当だけではつまらないという場合などです。こういうときにコールオプションを売る戦略があります。

 あまり売りたくない、でもこのまま持っているのはつまらないなという場合、オプション価格を稼ぎたいというときに、この価格になったら売ってもいいなと思う権利行使価格のコールオプションを売っておきます。

 このように配当以外の方法で、所有している有価証券を使って稼ぐ方法がカバード・コールです。

(角谷さん)株式を持ったままコールオプションを売るカバード・コールですね。

ターゲット・バイイングとは?



(樋爪氏)続いて、プットオプションを使った戦略についてご紹介しましょう。ターゲット・バイイングです。このくらいまで株価が下がったら買いたいなと考えている有価証券があるときに取られる戦略です。

(角谷さん)プットオプションとターゲット・バイイング、なんだか難しそうです。

(樋爪氏)では、一つずつ説明しますね。この値段で買いたいという価格を権利行使価格とするプットオプションを売って、自分が買いたいと考えている有価証券を買うのが最終目的です。「株式を手に入れる」という目的を持っている点が単にプットオプションを売るのとは異なる点です。

 株式の場合は買いたい値段に注文を出した場合、そこまで市場価格が値下がりすることをひたすら待つしかないですね。

(角谷さん)うーん。そうですね。

(樋爪氏)例えば6,500円のプットを売って、市場価格が7,000円のまま権利行使日を迎えた場合、買い方はオプションを権利行使しませんよね。反対に、6,400円まで下がった場合は、買い方はプットオプションを権利行使しますね。

 権利行使されてしまった場合は、プットの売り方は市場価格よりは少し高いかもしれませんが、このくらいなら買ってもいいと考えていた価格で株式は手に入るし、オプション価格のお金も手に入る、これがターゲット・バイイングです。

(角谷さん)分かりました。株式を買ってもいい株価をターゲットとして、プットオプションを売るのがターゲット・バイイングですね。

活動写真

具体的に数字を出してシミュレーションを
したのは初めてだったので、大変分かりやすく
イメージを持つことができました!


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