ここから本文です

Step Up かぶオプ

どんなときにコールオプションを買うの?

どんなときにコールオプションを買うの?

コールオプションはどのようなときに買うのでしょうか?それは、株式などの有価証券の価格が上昇していくと予測する場合です。まずは、下のグラフを見てみましょう。コールオプションを買った時の、損益と株価の関係を表しています。横の軸は「コールオプションを売るときの株価がいくら」か、縦の軸は「その株価のときにコールオプションを売ることで実際の損益がいくらになるか」を表しています。

株価が権利行使価格を下回った場合、コールオプションを買った人(買い手)は、オプションを買った際に支払ったオプション価格(プレミアム)分だけの損失が発生しています。しかし、株価が権利行使価格を上回った場合、高い差額分だけお得に原資産を買うことができるので、株価が高くなるほど買い手の利益は増大していきます。

また、オプション価格(プレミアム)は株価よりも少額の場合が一般的ですので、小さな元手で大きいリターンを得られる取引を行うことが可能です。つまり、少ない投資金額で、大きな投資収益率=リターンをねらいながらも、損失は限定したいという投資家の方々には、適した取引かもしれません。

小さな元手で大きなリターン?

本当に少ない金額で大きなリターンを得られるのかは、具体的に実際の数値を使ってみると、より分かりやすいと思います。2015年1月~6月において最も売買高が多かった株式とETFの3銘柄で、2015年8月24日から8月28日にかけて東証における株式やETFの価格とそれぞれを原資産とするコールオプションのオプション価格(プレミアム)の変化で比較してみましょう!

【みずほフィナンシャルグループ(FG))
株価:229.6円⇒252.4円
オプション価格:1.7円⇒8.3円
比較してみると・・・
みずほFG株式の価格の上昇率は9.9%でしたが、
コールオプションの価格の上昇率は388.2%でした。

【三菱UFJフィナンシャルグループ(FG)】
株価:746.9円⇒820.1円
オプション価格:8.9円⇒34.2円
比較してみると・・・
三菱UFJFG株式の価格の上昇率は9.8%でしたが、
コールオプションの価格の上昇率は284.3%でした。

【上場インデックスファンド225】
ETF市場価格:18,980円⇒19,540円
オプション価格:114.1円⇒196.3円
比較してみると・・・
上場インデックスファンド225の価格の上昇率は3.0%でしたが、
コールオプションの価格の上昇率は72.0%でした。

それぞれのケースでいう株式やETFとオプションの「価格の上昇率」とは、株式、ETF、オプションそれぞれを8月24日の終値で買って、8月28日の終値で売った場合の「リターン(投資収益率)」を表しています。上場インデックスファンド225のケースでいうと、ETFは元手(投資金額=8月24日終値)が18,980円、コールオプションの元手が114.1円と、原資産であるETFよりもオプションの方が小さい元手ですね。ETFの利益は560円でリターンは3.0%、オプションの利益は82.2円でリターンは72.0%だったので、リターンはETFよりもオプションの方が大きい結果になりました。これが、小さな元手で大きなリターンを得られる取引を行うことができるということなんです。

ただし、株式やETFなどの原資産、そしてオプションの価格が思ったとおりに動くわけではなく、リターンがゼロとなったり、価格が下落してマイナスのリターンとなる場合もありますので、十分にその可能性についても考慮いただきたいと思います。ご注意くださいね。

※2015年対象期間中の東証の立会内取引高や終値に基づいて計算しています。また、例示した銘柄の権利行使価格はそれぞれみずほFGが250円、三菱UFJFGが800円、上場インデックスファンド225が20,000円です。


ページトップへ